文転に後悔はなし
――立命館大学合格おめでとうございます。受験お疲れ様でした。セイヤさんは文転を経験していますが、きっかけは何だったのですか?
「数学だと上の大学に進学したときに戦えないと思ったことがきっかけです。進学先を考えるとき、学部・学科にこだわるというよりも偏差値の高い大学を目指すことを重視していました」
――実際に文転してみて、後悔はありませんでしたか?
「なかったですね。ハンデを背負っていると思ったら気持ちが楽になりました。実質的な勉強時間は制限されますし、逆境だからこそ、やることをやるしかないと前向きな気持ちになれました」
――講座の課題も多く大変なこともあったと思います。それでも辞めずに取り組み続けられた理由は何だったのでしょう?
「一番の理由は、友人の存在です。受験勉強に一緒に取り組む友人は大切なものでした。1人で勉強するのは寂しいなと思いました」
各科目の攻略法は?
――セイヤさんの場合、特に日本史が得点源となっていましたが、勉強の秘訣は何でしたか?
「先生からの『お風呂に入りながらでも勉強しよう』とアドバイスをもらったんです。それを実践したことで量をこなすことができました。教科書と過去問の内容を覚えることを重視して、問題集はやりませんでした」
――伸び悩んでいた時期も合ったという英語はどうでしたか?
「長文が得意ではなかったのですが、単語力だけは誰よりもあったと自負しているので、そこでカバーできたのではないかと思っています」
――単語力をつけるというのは努力の要ることですよね。どこからそのパワーが湧いてきたのでしょう?
「志望する大学に行きたいという負けん気からかなと思います」
――国語はどうでしたか?
「一番苦手な科目でしたが、最後には一番伸びた科目です。やって無駄じゃなかったと思いました。これもサヤ先生のおかげだと思います」
――受験勉強で後悔していることはありますか?
「英語の長文の勉強の仕方が悪かったと反省しています。模試の復習が足りていなかったと思っています」
全体を振り返って、受験生へのメッセージ
――文転も大きなポイントになったと思いますが、受験勉強全体を振り返って、よかったなと思うことは何でしょうか?
「学習空間を作ることは大事だったと思います。ここに来て勉強するという空間を持っておくことで毎日取り組めたと感じています。僕の場合は、高校2年生の段階で受験を見据えた生活にできたことがよかったのではないのかなと思っています。自分は地頭がよい方ではないと思っていたので、時間を使って知識をつけることが重要でした」
――最後に、受験生に向けてメッセージをお願いします!
「地頭がよくなくても、努力はある程度報われると思います。塾生であれば特に、努力の効果は出やすいと思います。正しいやり方で勉強を頑張ってください」
――効果的な勉強をサポートしてくれる環境は大事ですよね。様々なポイントで受験について教えてくれてありがとうございました! これからも頑張ってくださいね。長い期間、お疲れ様でした!