2024.05.14

名古屋大学とは?偏差値や就職実績、2次試験対策を紹介します!

名古屋大学とは?偏差値や就職実績、2次試験対策を紹介します!

名古屋大学に行きたいと考える入学希望の方も多いのではないでしょうか。しかし、どのような勉強方法や対策方法をすればいいのかわからないという受験生も多いと思います。そこで本ページでは、名古屋大学の入試方式や倍率などのデータをご紹介します。是非参考にしてみてください。

名古屋大学とは

名古屋大学は、旧帝大(東京大学・京都大学・東北大学・九州大学・北海道大学・大阪大学・名古屋大学)の1つであり、1939年、旧帝大としては7番目に創立されました。旧帝大の偏差値はこちらです。

大学名偏差値
東京大学67.5~72.5
京都大学62.5~72.5
東北大学55.0~67.5
九州大学55.0~65.0
北海道大学50.0~65.0
大阪大学57.5~70.0
名古屋大学50.0~67.5

名古屋大学は指定国立大学法人として文部科学大臣から指定を受けており、世界最高水準の教育研究活動の展開が相当程度見込まれる国立大学であると認められています。ものづくりが盛んな愛知県という土地柄もあり、研究基盤が強いです。「THE世界大学ランキング2024」では、日本の大学は10個ランクインしているのですが、そのうちの一つとして250以内にランクインしています。

名古屋大学の学部について

学部学科
人文
教育人間発達科学
法律・政治
経済経済
経営
理学部数理
物理
化学
生命理学
地球惑星科学
化学生命工
物理工
マテリアル工
電気電子情報工
機械・航空宇宙工
エネルギー理工
環境土木・建築
生物環境科学
資源生物科学
応用生命科学

保健 看護学
保健 放射線技術科学
保健 検査技術科学
保健 理学療法学
保健 作業療法学
情報自然情報
人間・社会情報
コンピュータ科学

名古屋大学は理系の研究施設が非常に充実しており、過去にノーベル賞を受賞した名古屋大関係者も多いです。情報学部については、元の情報文化学部と工学部の情報工学コースが統合される形で2017年度から設立された学部となっています。工学部は1つの学年に700人〜900人近くの学生が所属しており、7つの学科があります。その中でも機械・航空宇宙工学科は非常にレベルが高い学科です。

名古屋大学の学生数

学部学生数男女比率
文学部571男性:40.6%女性:59.4%
教育学部313男性:37.2%女性:62.8%
法学部686男性:58.2%女性:41.8%
経済学部913男性:69%女性:31%
理学部1216男性:79%女性:21%
工学部2952男性:88.7%女性:11.3%
農学部749男性:54.1%女性:45.9%
医学部 医学科1522男性:74%女性:26%
医学部 保健学科男性:24.5%女性:75.5%
情報学部624男性:81.4%女性:18.6%

現在は約17000人の学生が在籍しています。大学全体の男女比は男性が約70%、女性が約30%になっています。ただ、学部によってかなり差があり、工学部では男性が88.7%女性が11.3%とおよそ9:1の割合で男性が多いです。一方で教育学部では男性が37.2%女性が62.8%と女性の割合が多く、男性のおよそ1.7倍います。

名古屋大学の所在地

東山キャンパス鶴舞キャンパス大幸キャンパス
・文学部
・教育学部
・法学部
・経済学部
・理学部
・工学部
・農学部
・情報学部
地下鉄名城線名古屋大学駅下車すぐ
・医学部医学科
JR中央本線鶴舞駅、地下鉄鶴舞線鶴舞駅下車 徒歩5分
・医学部保健学科
地下鉄名城線ナゴヤドーム前矢田駅下車 徒歩5分

キャンパスは全部で3つあります。東山キャンパス、鶴舞キャンパス、大幸キャンパスです。メインキャンパスは、「東山キャンパス」になります。文学部・教育学部・法学部・経済学部・理学部・工学部・農学部・情報学部の学生が利用しています。地下鉄名城線名古屋大学駅から直結となっており非常に便利です。「鶴舞キャンパス」は医学部医学科の学生が利用します。「大幸キャンパス」は医学部保健学科の学生が利用します。

名古屋大学の就職・進学について

2023年度の主な就職先をまとめてみました。

主な就職先人数
トヨタ自動車46名
デンソー33名
日本ガイシ26名
中部電力パワーグリッド24名
ブラザー工業21名
豊田自動織機19名
アクセンチュア18名
楽天グループ17名
中部電力16名
三菱電機16名
三菱UFJ銀行15名
NTTデータ14名
アイシン13名
住友化学13名
三菱重工業13名
村田制作所13名
NTTドコモ12名
ソニー12名
東邦ガス12名

最も多いのがトヨタ自動車、次いでデンソー、日本ガイシへの就職者が多いです。愛知県ということもあり、トヨタへの就職が多いですね。全体を通して地元企業への就職が多い大学です。就職支援としてはキャリアサポートセンターが学内設置されており、専属スタッフと相談員が常駐しています。インターンシップ実施企業の情報やOB・OG名簿の閲覧など、企業にアプローチするための資料もそろっています。

将来的に中部地方の会社に将来的に就職したいと考えている方は名古屋大への進学も選択肢に上がってくるでしょう。また全学生のうち約53%が大学院へ進学しています。特に工学部は86%の学生が大学院へ進学しており、大学院への進学率が高いです。

偏差値と倍率

偏差値

学部偏差値
文学部62.5
教育学部62.5
法学部60.0
経済学部60.0
理学部60.0
工学部57.5~60.0
農学部57.5
医学部 医学科67.5
医学部 保健学科50.0~55.0
情報学部60.0~62.5

偏差値は平均すると60前後くらいになっています。偏差値が一番高いのが、医学部 医学科の67.5となっています。こちらの偏差値は前期試験のみをまとめたものになります。共通テストのボーダーについては、76~78%の学部・学科が多いです。その中でも、医学部保健学科看護についてはボーダーが68%になっており、医学部保健学科については他学部と比較しても、ボーダーが少し下がります。

倍率

名古屋大学の2023年度前期試験の倍率をまとめました。

学部倍率
文学部2.0
教育学部2.7
法学部2.1
経済学部1.9
理学部2.2
工学部2.2
農学部2.3
医学部 医学科2.3
医学部 保健学科1.3~2.5
情報学部3.0

医学部医学科については、2022年度の1.4倍から2.3倍に増えています。また医学部保健-看護は1.3倍の倍率になっており、全学科の中で最も倍率が低いです。大学全体でみると、前期試験の倍率は2.2倍です。

名古屋大学の攻略法

入試方式

一般入試(前期・後期)の他に学校推薦型選抜が実施されています。また2025年度の入試から総合型選抜が理学部で実施されます。

配点について

まず各学部の前期試験の配点は以下の通りです。

文学部

試験国語社会数学理科外国語情報小論文等配点合計
共通テスト20020020010020050950
個別学力検査4002002004001200
合計600400400100600502150

教育学部

試験国語社会数学理科外国語情報小論文等配点合計
共通テスト200100 or 200200100 or 20020050950
個別学力検査6006006001800
合計800100 or 200800100 or 200800502750

法学部

試験国語社会数学理科外国語情報小論文等配点合計
共通テスト20020020010020050950
個別学力検査200200200600
合計200200400100400502001550

経済学部

試験国語社会数学理科外国語情報小論文等配点合計
共通テスト20020020010020050950
個別学力検査5005005001500
合計700200700100700502450

情報学部自然情報

試験国語社会数学理科外国語情報小論文等配点合計
共通テスト20010020020020050950
個別学力検査4003004001100
合計200100600500600502050

情報学部人間・社会情報学

試験国語社会数学理科外国語情報小論文等配点合計
共通テスト20010020020020050950
個別学力検査4003004001100
合計200100600500600502050

情報学部人間コンピュータ科学

試験国語社会数学理科外国語情報小論文等配点合計
共通テスト20010020020020050950
個別学力検査5005003001100
合計200100700700500502250

理学部

試験国語社会数学理科英語情報小論文等配点合計
共通テスト30010010010025050900
個別学力検査6006003001500
合計300100700800550502400

医学部医学

試験国語社会数学理科英語情報小論文等配点合計
共通テスト20010020020020050950
個別学力検査6006006001800
合計200100800800800502750

医学部保健

試験国語社会数学理科英語情報小論文等配点合計
共通テスト20010020020020050950
個別学力検査1505005005001650
合計350100700700700502600

工学部

試験国語社会数学理科英語情報小論文等配点合計
共通テスト20010010010010035635
個別学力検査5005003001300
合計200100600600400351950

農学部

試験国語社会数学理科英語情報小論文等配点合計
共通テスト20010020020020050950
個別学力検査1504006004001550
合計350100600800600502500

名古屋大学は学部によって配点が異なるので必ず自分が受験する学部の配点をチェックしましょう。共通テストよりも2次試験の配点が高いところが多いです。法学部は共通テストの方が配点が高いので注意しましょう。2次試験の配点の方が高いと言っても共通テストの配点がすごく低いというわけでもないので、2次試験の対策は重要視しつつ共通テストでもきちんと点数を取れるようにしていきましょう。2次試験については文学部、医学部保健学科、農学部は2次試験科目が4科目ですが、その他の学部は3科目になっています。

名古屋大学の2次試験の英語は長文読解2題、会話文1題、英作文1題という構成になっています。問題は割とオーソドックスな記述問題が多く、独特なクセのある問題は出題されない傾向があります。長文読解においては、やや難易度が高めの単語が含まれることもあり、文全体の構成から単語の意味を推測するという力が必要になってきます。

文系数学は出題数は3題で、確率・図形と方程式・微分積分が頻出の分野になっています。近年では整数の分野も増えてきており、注意が必要です。

理系数学は、試験時間150分に対して4題の出題です。今までは文系と共通問題が出題されていましたが、近年では文系との共通問題が出題されていない傾向になっており、理系数学からの出題が目立ちます。微分積分と確率に関しては頻出事項ですので、優先的に仕上げていくことが必要でしょう。

また文系数学・理系数学の両方で問題冊子に「数学公式集」が掲載されており、他の大学では見られない形式です。ただ単に公式や解法を暗記することではなく、論理的な思考力・論述力を身につけることを意識しましょう

また推薦については、学校推薦型と総合型の試験があります。学校推薦型は、現役生のみが出願可能です。文学部のみ共通テストを利用せず、小論文・総合問題、面接(個人)、プレゼンが実施されています。その他の学部については、共通テストが必須になっており、共通テストでの利用科目は一般選抜と同じです。2次試験が必要ないですので、名古屋大学の2次試験のレベルは厳しいなという人でもチャンスがあります。また、2025年度入試から理学部で総合型選抜が実施されます。

試験科目や配点はこちらです。

理学部 数理科学科

試験試験科目
共通テスト数学700 理科200 外国語100
1次選考共通テスト500 書類500  提出された書類、共通テストの成績を総合的に評価
2次選考共通テスト150 書類150 面接700 口頭試問による面接を実施して、合格者を決定

理学部 物理学科

試験試験科目
共通テスト数学300 理科400(物理300、その他100) 外国語100
1次選考共通テスト800 書類100  提出された書類、共通テストの成績を総合的に評価
2次選考共通テスト800 書類100 面接200 口頭試問による面接を実施して、合格者を決定

理学部 地球惑星学科

試験試験科目
共通テスト国語100 社会50 数学300 理科300 外国語200 情報50
1次選考共通テスト300 書類100  提出された書類、共通テストの成績を総合的に評価
2次選考共通テスト300 書類100 面接200 口頭試問による面接を実施して、合格者を決定

理学部化学科

試験試験科目
1次選考書類100
2次選考書類100 小論文100
3次選考小論文100 面接(口頭試問を含む)200

理学部化学科

試験試験科目
1次選考書類100
2次選考書類100 小論文100
3次選考小論文100 面接(口頭試問を含む)200

理学部生命理学科

試験試験科目
1次選考書類100
2次選考総合選考(生命科学分野の講義に基づく小論文及び面接)100

数理学科・物理学科・地球惑星科学では共通テストが必要ですが、化学科・生命科学科では共通テストを課さない方式となっています。生命科学科については、出願要件に”研究プログラム(要項を確認してみてください)やコンテスト等で入賞あるいは上位の成績を修めるなどの活動実績のある者”という指定があります。現役生だけではなく、1浪目までの受験生が対象ですので、ぜひチャレンジしてみてください。

まとめ

名古屋大学は、研究が盛んでノーベル賞受賞者で名古屋大学関係者を多く輩出しており、ものづくりが盛んな土地柄もあり、研究基盤が強いことが特徴です。また、トヨタ自動車、デンソー、日本ガイシへの就職者が多いです。全体的に地元企業への就職が目立ちます。

名古屋大学は学部ごとに配点が異なるので注意が必要です。2次試験を重視しつつも共通テストもきちんと取るように心がけましょう。共通テストを利用した推薦も実施しているので、2次試験レベルが厳しいという方もチャンスがあります。これらの特徴をしっかりおさえて、名古屋大学を狙ってみてもらえればと思います。

無料カウンセリング